第4回ホラーサスペンス大賞最終選考作品

Title:
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未来精子 |
作者: |
冬杜燈霧 |
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発行所:
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GAOLAND |
| カバーイラスト: |
akaricream |
| カバーデザイン: |
山口 秀昭
(StudioFlavor) |
24歳の美青年には女の子ばかり
、百人の隠し子があった…。
恋人にふられて間もなく、会社もリストラされた緒方詠ニ(36歳)は、
やけ酒を呑んだ翌朝、自分の隣に見知らぬ男が眠っているのをみつける。
男は神矢燎(24歳)と名乗り、泥酔状態の緒方に
「自分のところに泊まれ」と強く誘われたと話した。
神矢は整った顔立ちをした好青年で、
また、手を触れることで緒方の二日酔いを治す不思議な能力を持っていた。
話をする中で、リストラされて家賃の支払いさえきついことなどを緒方が
漏らすと、神矢は唐突に家賃を折半でルームシェアを
させてもらえないかと申し出た。
少し迷った末、神矢に打算を含んだ好感を抱いた緒方は、
試しに数日間、神矢を同居させることにする。
共同生活最初の夜、神矢は
「自分は高校生の時、既婚の女教師に子供を産ませたことがある」と告白。
驚いた緒方だったが、数日間一緒にいた結果、
同居人としては問題がないと判断し、正式にルームシェアを許可した。
そんなある日、中年男が家を訪ねてきて、神矢に手紙が渡された。
緒方が手紙の中身を訪ねると、神矢は自分が異常な性衝動の持ち主で、
母体にふさわしい女を見つけては次々に子供を産ませ、
今では百人の子供(すべて女の子)がいることを打ち明ける。
神矢の不思議な魅力に惹かれ始めていた緒方は、あきれつつも、
生じた不信感をかき消し、神矢と関わっていくことにする。
一見は順調な共同生活だったが、自分が神矢に催眠術的な暗示をかけられ、
いいように操られている可能性があることに緒方は気づき始める。
また、興信所の男が訪れ、神矢は百一人目にあたる女とトラブルになり、
その女を殺している事実をも知ってしまう---。
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